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そろそろかもですね【稽古場日誌4月22日/23日】

  • 執筆者の写真: 客演
    客演
  • 2023年4月27日
  • 読了時間: 3分

こんにちは、前回の稽古日誌でサメを取った姿を載せられた木勢です。

ちなみに、サメはもの凄い良いサメだったので皆さんも手に入れるといいと思います。


何はともあれ稽古レビューみたいなのをしていけばいいのかなと思っているんですけれども、

22日の稽古場には珍しく大きな姿見がありまして、稽古するにはうってつけな場所だったわけです。

広いからかなり奥の方で稽古をして声量がどうなのかを確認していますね。

声量っていうのは演劇をやる上で重要な要素の一つで、声量を変えるだけでも世界観や雰囲気を大きく変えることができるものだと思っています。


稽古内容も佳境にさしかかり、動きを洗礼するための反復や見どころとなるシーンのブラッシュアップなど、初期の増やしていく稽古から減らしていく稽古になっています。

基本、増やすのは楽しいのですが減らすになると大変みたいなイメージがあるのはなぜなのでしょうか。

まあ、本番に近いか遠いかのストレス度合いが大きく関わっていそうな気もします。

成海くんのやるこのシーンはとても大変そうで、演出の要望を表現するために何度も同じシーンをやることになるのですが、少しづつ少しづつ回を重ねて変化が見えどんどんと、より良い見せ場になっています。

多分、稽古に参加している他の役者もこのシーンが好きで鳴海くんなりに表現してくれる見せ場を楽しみにしていると思います。

例に漏れず自分もその一人ですが、

冒頭に大きな姿見の話をしていましたが、これがそうです。

何かを思案している姿っていうのは、思案している当時の当人は正直大変で放っておいて欲しいと思うのですが、どこか様になっているし見ていたくなる魅力があるように感じます。

特にクリエイティブ系のそれは強い魅力があるように思えて、ライブドローイングとかその類に人が集まるのも同じなのでしょうか。


22日はこんな感じで、表面張力ギリギリのコップの水にスポイトで一滴ずつ色水を足していくみたいな日でしたね。

ライブ感だけで文章書いているんで読みづらかったら申し訳ないですが、もう少しだけ続きます。

23日は使い慣れた場所での稽古になりました。

みんなが集まって早速稽古というわけではなく、この日は有識者による舞台メイク講座から始まりました。


メイクって今の世の中じゃ男性も日常的にやるものだったりしますが、自分はしないタイプなので講座を開いていただけるのはものすごくありがたいことです。

最低限、舞台映えするためのメイクをするのに基礎的なことを教えてもらい実践する流れでしたが想定の倍ほど時間がかかってしまい、普段身支度にメイクが組み込まれている人たちの凄さを体感しています。



書くことがなくなってきたら潔く終わらせてしまった方が良いとどっかの偉人も考えていたと思います。

余談にはなりますが、公演終了後に物販が開かれるのですが数人のそれぞれの出品物が出揃ってきてさまざまな準備が整ってきているのだなと実感してしまいますね。

自分もレザーでできたコードストラップ?みたいなものを出品するので、興味がある方は公式Twitterから出る情報を確認していただくか、現地で見て見てください。

物販は、短編小説やエッセイと文化的なものもありワクワクしますね。

個人的に同人即売会とか好きなので、こういう物販があるだけでもワクワクします。





この稽古から1週間もすれば劇場入りを果たしそこから1週間で全てが終わっていることでしょう。

残された期間は2週間ということになりますね。

すでにゴールデンダークの世界より1週間先に進んでいるのです。

箱入りから公演までの1週間は、作中の人物たちと同じような極限状態で稽古をしているのかもしれません。

できることなら最大のパフォーマンスを終えた次の日、日曜日に心地よい脱力感でごろごろと過ごせたらいいなと思っています。

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